無印良品のファイルボックスを事例に考えてみると
仙台の無印良品研究家Maki Style菅原まき子です
先日のお片づけ塾で「書類の整理」をテーマに、整理収納についてお伝えいたしましたが、その中で触れた書類の取り出す方向によって、ファイルボックスをどうセレクトすると、ストレスフリーなのか?
最近、無印良品さんのファイルボックスが色々と進化しつつあり、興味深いですが、今回はまずワイドタイプとハーフタイプ等ではなく、あくまでもスタンダードなモノについて、考察してみます。
代表選手は
下記の2つのポリプロピレンファイルボックスの横型と縦型になるかと思われます。
縦型の特徴
まず縦型を見ていくと、見せたくないのであれば、背をみせてスタッキングシェルフなどに収めるということもあると思いますが、実際に書類を取ろうとすると、イラストの矢印のような動きになると思われます。
これでも、プチイラレベルで、ストレスを感じる方がいるかもしれません。
イラストのピンク部分があるため、矢印のように書類をできるだけさっと取ろうとすると、若干気になりますね。
少し手前に引き出さないと、書類を出すのに、すんなりとしたイメージ動作にはならないでしょう。
横型の特徴
横型で見てみると、棚の中ならば、①のようにいったんかなり引き出してから、さらに②のように取り出すことになりますね。
何個かズラリと並んだ状態・・・我が家もそうですが(〃⌒ー⌒〃)
これだと、1番スッキリ見えるかな?と思います。
縦型も背中側をこちらに向けている場合には、同じようにスッキリはすると思いますが、中の書類を取り出す場合は、ファイルボックス自体の向きをくるりと180度変えなくてはなりません。
考え方を柔軟にしてみる
お子さんの教科ごとの整理の際に、ひとまず混ざり合わないように並べて、少しでも取り出しやすくする場合、横型ファイルボックスを縦使い!
もう一度言います・・・横型ファイルボックスを縦使いする方法も、選択肢のひとつとして、お伝えしております。
考え方を柔軟にすることで、ちょっとでもストレス軽減できれば!嬉しいですね。
逆に縦型ファイルボックスを横に倒してみる!
というのも、ひとつの方法です。
せっかくファイリングシステムを構築しても、書類の出し入れのストレスに押しつぶされては、片づいた状態を維持することはできません。
そもそも紙の状態で保存、保管しなくてはならないという紙媒体の呪縛から解き放たれて、スキャンしてデータ化して手放すというのも、これからは必要な流れになると思います。
あなたの理想の形と、実際に維持していきやすい形とを、少しでも近づけてみてください。
そもそも紙での管理を手放してデータ化してみる
Scan Snapでサクサクスキャンすれば、紙類の収納スペースも有効に活用できます。
データで管理してもよいものは、紙を手放してみましょう。